城山ダム 諸量表・諸量グラフ

貯水池運用上の最低の水位のことを言います。最低水位以下の容量は、通常では利用することはありません。

大雨や台風などの洪水が予測された場合は、前もって放流して、ダムの水位を下げることを予備放流と言います。予備放流により下げる目標水位を予備放流水位と言います。

洪水調節の役割を持つ多目的ダムでは、台風や大雨により洪水が起きやすい時期を洪水期と位置付け、洪水に備えるために貯水池の上限水位を非洪水期（洪水期以外の期間）よりも下げて運用を行います。この水位を洪水貯留準備水位と言います。洪水期制限水位とも言います。

利水を目的に使用するため、非洪水期に貯留することができる最高水位を言います。常時満水位とも言います。

洪水調節を行っている場合において、計画規模を超える洪水が発生し、ダムの水位が満水を超える恐れがあるとき、流れ込んでくる水をそのまま通過させるための特別な操作のことを緊急放流（異常洪水時防災操作）と言います。このような操作の開始を判断する水位を緊急放流（異常洪水時防災操作）判断水位と言います。

洪水時に一時的にダムに貯めることができる最高の水位のことを言います。サーチャージ水位とも言います。

ダム貯水池への流入量がこの流量に達したときに、ダム下流の地域や河川内の各種施設に大きな被害を及ぼさないようにするため、洪水調節の操作を開始します。